持続可能な開発目標(SDGs)への貢献
持続可能な開発目標(SDGs)とは2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
ナガオ株式会社もSDGsの達成を願い、化学の力で持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
電気自動車の普及とともに、より安全な全固体型二次電池の実用化に向けた研究が世界各地で進められています。当社の高純度硫化物はその有力な原材料の一つとして、国内外の大学や研究機関で使用されております。
素材立国とも言える日本の産業からは、製造の段階でさまざまな重金属が排出されます。当社が製造する重金属処理剤(NHシリーズ、NKシリーズ)は、河川や海洋を重金属汚染から守るため、日本中の様々な工場で使用されております。
皆さまが日ごろ使用される上下水道では、次亜塩素酸ナトリウムやPAC、硫酸バンドなどの工業薬品を用いて、水をきれいにしています。当社では、それらの工業薬品を当社の専用タンクに保管し、域内の上下水道処理施設や、各企業所有の廃水処理施設へ、安定的に迅速に配送しております。
当社は、石油精製の過程で発生する副産物に付加価値を付けて、有用な物質を製造する技術を世界で初めて開発しました。こうしてできた製品が水硫化ソーダです。本技術は、資源回収、公害防止にも役立つ技術として、全国で採用されています。当社の水硫化事業は、持続可能な消費と生産のモデルともいえる事業です。
当社は経営理念に「安全最優先」「高付加価値の創造」「社員と会社の相互成長」を掲げています。
社員とその家族が安心して生活できるよう、産休・育休・看護介護休暇はもちろんの事、男性の育児休暇取得率の向上も目指しています。
『社員一人ひとりの成長の総和が会社の成長』をキーワードに、社内OJTの他、社外研修制度を導入し、自己開発及び能力開発の向上をサポートします。
また、ソフトボールチーム、ランニングサークルや、社内で健康管理の出来る仕組みを導入しており、これからも、心身共に健康でいきいきと働ける会社を目指します。
これらの実績が評価され、健康経営優良法人(中小企業法人部門)が始まった初年度(2017年度)から現在まで、毎年認定を受けております。