ナガオ株式会社

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先輩社員の一日

仕事をする上で大切にしていることは、コミュニケーションです。仕事は、1人ではなくチームや組織でするものです。
- PERSONAL DATA -
入社年度 2004年4月
最終学歴
(学部、学科)
応用化学科
転属・異動歴 製造部、営業1部、企画推進部
趣味・特技 趣味:ゴルフ、ランニング、釣り、ドライブ
休日の過ごし方 子供が寝ている間にゴルフの練習、またはランニング。
日中は子供と遊ぶ。
好きな言葉 努力
以前の私

Q1入社からのキャリア、現在の仕事の役割を教えてください。

入社後、製造部に配属となりました。交代勤務に入り、約1年間、自社製品の水硫化ソーダ、硫化ソーダの製造を担当しました。
入社翌年、自社製品の営業部門である営業1部に異動しました。製造部での現場経験を生かし、約8年間、自社製品の営業を担当しました。
その後、企画推進部に異動しました。現在は、水硫化ソーダ原液の調達、水硫化ソーダ専用船「豊祥丸」の配船、標準原価計算、そして水硫化事業全体の管理などの業務に携わっています。
当社は国内の水硫化ソーダシェアNo.1のメーカーです。
企画推進部は、「お客様への安定供給」、「当社宮浦工場における生産」、「水硫化ソーダ原液の安定調達」のバランスを取る責任重大な部署であり、非常にやりがいを感じています。

Q2仕事をする上で大切にしていることは何ですか。

仕事をする上で大切にしていることは、コミュニケーションです。
仕事は、1人ではなくチームや組織でするものです。コミュニケーションを図ることでお互いの部署の事情や状況の理解することができ、ちょとしたコミュニケーションがトラブルやお互いの勘違いの防止に繋がるものと思います。
何より、コミュニケーションが職場を活性化させ、必要な情報を共有しやすく、明るく、働きやすい環境に繋がるのではないかと思っています。


Q3これまでで一番大変だった仕事は何ですか?

2016年に水硫化ソーダの専用船「豊祥丸」の運航を開始しました。
私はこの豊祥丸の新造に関する仕事を任されましたが、一番大変な仕事であり、思い出に残る仕事でした。
豊祥丸は船会社様を通じて造船所で建造していただきましたが、新造にあたり、コスト試算、船体やカーゴタンクの適切なサイズの検討、水硫化ソーダを安全に荷役するために必要な設備の提案や検討、船会社様との折衝など、ほどんど前例のないことばかりで、検討内容に応じて何度も関係部署、船会社様と打合せを行いました。
一番大変だった仕事が故に、豊祥丸が進水した時、そして初荷役が無事にできた時の思い出は一生モノです。

Q45年前に比べて今の自分はどのくらい成長しましたか?仕事を通じて何かスキルアップは果たせましたか?

5年前というと現在の部署の企画推進部に異動して1年くらい経った頃です。
その時は企画推進部での経験も浅く、水硫化ソーダの原液調達に関する知識や標準原価に関する知識もまだまだ足らなかった頃だと思います。
それから5年が経ち、企画推進部での経験を積むことで、自社製品の「販売」だけでなく、原液調達や標準原価の算出を担当したり、自社製品の製造原価に関する知識を学べたことで、水硫化ソーダ、硫化ソーダをより深く理解できたと思っています。
部署異動によって、企画推進部での経験ができたこと、企画推進部と接点のある社内外の方々と接点と持てたことが私にとってのスキルアップだと思っています。

Q5ナガオのこれからの課題は何でしょうか?

当社の水硫化ソーダ原液は主に石油精製会社、石油化学会社より調達しており、特に石油精製会社からの調達がメインとなっています。
一方で、昨今の国内のガソリン需要の減少により、石油精製業界の再編が加速しています。
今後、当社では石油精製業界の再編に注視しながら、いかに安定的に水硫化ソーダ原液を調達していくかが大きな課題だと考えています。

Q6壁にぶつかったことはありますか?その壁をどう乗り越えましたか?

企画推進部に異動して間もなくのことでした。
長期間に渡ってある原液生産先で水硫化ソーダの生産が安定的にできなくなり、宮浦工場で必要な原液の調達ができず生産計画に大きな影響が出てしまったり、お客様に納期調整をお願いせざるを得えなくなったことがありました。
なぜ安定的に生産ができなかったのかずっと原因が判明せず、また私が異動して間もなかったこともあり、原液生産先における水硫化ソーダの生産に関する知識も乏しく、大変苦しかったことを覚えています。
最終的には問題は解決したのですが、その時はとにかく上司や関係部署への状況報告を行い、協力をお願いしました。
一方で、社内に対して正確な状況報告を行うために、原液生産先における水硫化ソーダの生産に関する勉強をしましたし、原液生産先を何度も訪問し、打合せを行いました。
このトラブルを通じて、水硫化ソーダ原液を安定的に調達すること、そして常に万一を想定した原液調達を行うことの重要性を実感しました。

Q7最後に後輩へのメッセージをお願いします。

就職活動中に得られる企業の情報は、実は非常に限られたものです。
ですから、インターネットなどを通して簡単に手に入る表面的な情報だけで満足してはだめだと思います。できる限り自ら企業に足を運んで、現役社員の生の声を聞くことをお勧めします。
会社では自分の人生の約半分の過ごすことになりますので、その時間が有意義なものであって欲しいと思います。ナガオの社員はそんな就活生を応援してくれる人ばかりなので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

代表的な1日の流れを教えてください。

8:30 始業、メールチェック
9:00 原液生産状況、在庫確認
船の動静確認

船は天候の影響を受けやすく、
お客様への納入や原液の調達に大きく影響するので、
動静はリアルタイムで把握するようにしています

10:00 営業部門と打合せ(販売計画)
12:00 昼食
13:00 宮浦工場関係部署と打合せ(生産計画、原液調達計画、懸案事項)
15:00 原液生産先と打合せ(原液調達計画、課題)
16:00 各種問合せへの対応
17:00 資料作成(出張報告書、社内資料)

原液生産先との打合せ内容、課題、今後の活動計画について、
上司に報告し、報告書を作成します。

17:30 終業